TOTO SHタイプのトイレタンクの排水弁の故障について
2019.10.15TOTO SHタイプのトイレタンクの排水弁の故障について
今回は最近特に増えてきている内容になるんですが、TOTOのSHタイプのトイレタンクの排水弁の劣化による水漏れなんですが
特にひどい劣化の物が出てきましたのでご紹介して行きたいと思います。
SHタイプの一番多いトラブルはやっぱりダイアフラムなんです。手洗いから水が出てこずタンクに水が溜まらなくなってしまう物が一番多いんですが
最近に関しましては排水弁の劣化も多く見受けられる用になってきました。
昔のトイレタンクに関してはこの排水弁の部分、ゴムフロートやゴム玉と言われる部分の故障が多かったんです。
いわゆるベンチョロですね!!便器に水が漏れてきていて溜まり水に波紋ができるヤツですね!!
新しいタイプの物はボールタップ付近のトラブルから始まるみたいなんですがなんでなんでしょうね・・・。
その辺は謎なんですがとにかく今回は排水弁の交換をご紹介して行きたいと思います。
水道メーターが回っていて水道局の人にトイレが原因って言われた
今回は前回に別の案件でお世話になったお客様からお電話で水道メーターが回っていて水道局に修理したほうがいいと言われたとの事でした。
一度見てもらうとトイレが原因だと言われたとの事でした。
さらに家の近くの業者に来てもらったけどまだ直らないから見て欲しいとのことでした。
まあ他の業者の修理の後とかちょっと嫌ですがセカンドオピニオンみたいなノリでとにかく見に行ってみました。
何で嫌かって直ってないのにお金取られた事件に巻き込まれてしまうのでちょっと気が引けます・・・。
とにかく前回も修理でお伺いさせていただいたお家なので一回状況を確認しにご自宅にお伺いします。
ダイアフラムを交換したけど直らない・・・。
早速ご自宅の方にお伺いしておトイレを確認します。
私の記憶が正しければトイレはさほど古い物ではなかったはずなんです。
ちゃっかりおトイレをお借りした時にトイレの種類は見ていたんで(笑)
この辺は病気なんですがテレビのCMや人のお家のトイレの品番なんかがやたらと気になってしまうんです・・・。
友達の家のトイレなんかは大体把握済みです(笑)いつでも直せます(笑)
今回はSH30BAと言った品番のタンクになります。
この辺のSHシリーズは結構品番の数はあるんですが結構部品は共通の物が多いんです。
タダピュアレストシリーズは品番はSHですが中身は結構別物です。メーカーに言わせれば全部違うんでしょうけど・・・。
そんな事はさて置き現状の確認をして行きます。
確かにタンク内で水の音が聞こえます。
ただ便器に漏れてきている感じもないんですが、このタイプの便器は水漏れがかなり分かりにくいタイプなんです。
家の近くの業者さんはとにかく此処だと言ってダイアフラムを交換してさっさと帰って行ったとの事で
修理して30分後にはまた同じ事になっていたとの事・・・。
正直お水はしっかり出ている状況なんでボールタップの浮きを下に沈めてみるとダイアフラムはしっかり機能しています。
そらそうですが、前の人の時も同じ状況だったとの事。
それだったらもうトラブル所は一つしかないですね排水弁の故障です。
取り敢えず一旦排水弁を外してみます。
タンクの中の奥にある(底のところ)の弁を外します。この辺は昔ながらと一緒でタンクはそのままで外れます。
確実に此処が原因ですね!!かなりボロボロになっています。
これなら此処の部分を交換したら完全に直るはずです。結構見落としがちな部分なんですが最近かなり増えてきたトラブルです。
見えにくいですがこんなにも新品のものとの差があります。そらそうなんですが・・・。
ダイアフラムより先にこの排水部が壊れてしまうのも珍しいのですが、今回はこの部分の交換です。
大体の業者さんは経験が少ない方は必ずダイアフラムを交換して終わってしまうんですがチェックする場合はここも外して確認しているほうがいいですね。
どっちにしてもゴム製なので必ず劣化はします!!
交換はいたって簡単です。ハマっているところを引っ張って外して取り付けに関してははめるだけ!!
秒で終わります。
後は元に戻して水漏れのチェックをして行きます。このトイレタンクは手洗いがない物なので作業が楽です(笑)
タダ水漏れしているかどうかの確認なんですが便器からの目視での確認は難しいので水が止まってから10分くらいは様子を見させていただきます。
またボールタップから水漏れがないことを確認したら全ての作業は完了です。
またいつでもこまったら言ってくださいね!ありがとうございました。
ダイアフラムだけでは無く排水弁もチェックしてね!
今回のトラブルに関してセカンドオピニオン的な感じなんですが、完全に前に来た業者さんのミスですね(・・;)
タンクの蓋を開けて水漏れの状況を確認して見ると完全にダイアフラムの故障の状況ではない感じでした。
ダイアフラムの場合は水はチョロチョロしか出なくなりますが、しっかり水は止まります。
なので水道代が上がる事はほとんど無いんです(稀にイレギュラーもありますが)大体は手洗いから水が出なくなって
タンクに水が溜まるのが遅くなる感じです。
ですが今回はボールタップから一定時間水が出て止まってまた出て止まってを繰り返す感じなんです。
最近のトイレはお水が結構急激にピタッと止まる物が多くある程度水がひかないと水が出ない仕組みになっています。
なので出たりとまったりを繰り返して水漏れをします。
夜になると結構ビビります・・・。夜中に突然トイレから水の音がし始めるので・・・。
チョロチョロならズッと鳴っているので分かるんですがイキナリ水がジャーーーーーっと出るとかなりビビりますよね。
ネットなどでダイアフラムばかり紹介しているものも多いんですが実はこの部分もかなり劣化しています。
修理する場合は一緒に点検してあげるほうがいいでしょう!!
後トイレの手洗部分に洗浄剤などを置いているご家庭では通常よりは劣化が進んでいると思われます。
メーカーは水のみの設計で作っているはずなので洗浄成分などは意外にゴムの劣化を早めてしまう可能性があります。
中には内部部品のプラスチックごとカピカピなっている場合があります。
そんな時は慎重に部品を取り外ししないとすぐに折れてしまう可能性がありますのでおきお付けください!
長く安定してトイレを使用する場合はメーカー取説に書いてあるように取り扱うのが一番いいんでしょうね!!
今回はこれくらいにしときます!!
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